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AIでYouTube講義ノートを作る: プレイリストから学習ガイドへ

録画講義のプレイリストとコーネル式ノート・フラッシュカードが並ぶ様子

中間試験シーズン、未視聴の録画講義が14本。2倍速で見返しても7時間かかります。AIでYouTube講義ノートを作るようにしたら、復習は1講義あたり約20分に短縮できました。文字起こしを取得し、コーネル式ノートとAnki用フラッシュカードを一度に生成するプロンプトを1つ実行するだけ。セットアップの全手順を以下で紹介します。5講義分のモジュールなら費用は完全にゼロです。

講義の文字起こしを取得する

大学系チャンネル — MIT OCW、Stanford Online、freeCodeCamp — の字幕は概して質が高く、youtube2text.org APIはそれを読み取ります。

curl -s "https://youtube2text.org/api/transcribe?url=https://www.youtube.com/watch?v=LECTURE_ID" \
  -H "Authorization: Bearer yt_your_key"

文字起こしは result.content に入って返ってきます。50分の講義でおよそ55,000〜70,000文字なので、プロンプトと合わせてもClaudeやGPTのコンテキストに余裕で収まります。maxChars のデフォルト値150000なら、3時間の録画セミナーでも1回の呼び出しでカバーできます。字幕がない場合は TRANSCRIPT_UNAVAILABLE の404が返りますが、これはアップロード直後の録画でよく起こります。

プロンプト: コーネル式ノートとフラッシュカードを一度に生成

2つの出力を1つのプロンプトで生成しているのは、モデルがすでに講義を「読んで」いるからです。2回に分けて頼むとトークンが無駄になるうえ、ノートとカードで用語の不一致が生じます。

You are making study notes from a lecture transcript.

Course: {COURSE NAME}
Lecture: {NUMBER AND TITLE}

Produce two sections:

1. CORNELL NOTES
   - Cue column: one key question or term per concept
   - Notes: compressed explanations. Keep every worked
     example and every number the lecturer uses.
   - Summary: five sentences maximum, plain words.

2. FLASHCARDS
   - 12-15 question-answer pairs, one per line, formatted
     question<TAB>answer for Anki import
   - Test understanding, not trivia: "Why does X hold?"
     beats "In what year..."

Add nothing that is not in the transcript. If the lecturer
hints something is exam-relevant, flag it with [EXAM].

Transcript:
{PASTE TRANSCRIPT}

フラッシュカードのブロックを .txt ファイルとして保存すれば、Ankiの「ファイル → 読み込む」で直接インポートできます。[EXAM] フラグには何度も助けられました。講師は試験のヒントを絶えず口にしているもので、2倍速では聞き流してしまう「ここは覚えておいてください」のような言い回しをモデルが拾ってくれます。

実際の講座で必要なクォータの計算

共有デモキーは1つのIPにつき月5本まで使えます。自分専用の無料キー(Googleサインインのみ、カードも電話番号も不要)も月5本 — つまり5講義分のモジュールが無料でまかなえます。24講義のセメスター講座なら、$5.99のベーシックプラン(月50本)に収まり、もう1講座分の余裕もあります。講義の長さに関係なく1講義=1回のAPI呼び出しなので、クォータ消費は講義数と一致します。プレイリスト全体を一晩でバッチ処理して、学期の残りはそのノートで勉強すればよいのです。

字幕が苦手なこと

正直な限界も書いておきます。自動生成字幕は、話し言葉による説明は得意ですが、数学的な記法は苦手です。「Eigenvalue(固有値)」は無事に残りますが、「x sub n plus one over two」は意味不明な単語の羅列になり、ギリシャ文字は発音からの当て推量になります。概念中心の講座 — 生物学、歴史、教授が文章で説明するアルゴリズム講義など — では、ノートの品質は本当に高いです。一方、導出が中心の数学では、ノートは「何が扱われたかの地図」として使い、すべての数式はスライドと照合してください。このノートは講義を補完するものであって、難所の視聴を置き換えるものではありません。

ここからの発展

ノートをテキストファイルよりも恒久的な場所に置きたいなら、Notionに流し込みましょう。ループとリトライ処理でプレイリスト全体をバッチ処理するなら、Pythonガイドに動くコードがあります。スクリプトを書くのを完全に省きたいなら、APIをClaudeに接続して、講義のURLをチャットに貼り付けるだけでも構いません。

次の講義が公開される前に、youtube2text.org/app/keys で無料キーを取得しておきましょう。木曜日に試験を控えた未来のあなたが感謝してくれるはずです。