YouTubeコンテンツリサーチ: 競合動画10本を高速で分析する

かつてYouTubeのコンテンツリサーチといえば、メモを開いたまま競合動画を2倍速で視聴し、3本目には集中力が切れている、というものでした。今は台本を書き始める前に、ターゲットトピックの上位10本の文字起こしを取得し、LLMにフック、共通の構成、そして — 最も価値のある部分 — どの動画も答えていない疑問を掘り出させています。作業全体は15分、必要なのは短いPythonループと分析プロンプト1つの計2つだけです。
コーパスを収集する
YouTubeでトピックを検索し、再生数上位10本の動画IDをコピーして、あとはループに任せます。
import requests, time
API_KEY = "yt_your_key"
video_ids = ["VIDEO_ID_1", "VIDEO_ID_2"] # your top 10
corpus = []
for vid in video_ids:
r = requests.get(
"https://youtube2text.org/api/transcribe",
params={"url": f"https://www.youtube.com/watch?v={vid}",
"maxChars": 30000},
headers={"x-api-key": API_KEY}, timeout=60)
data = r.json()
if "result" in data:
corpus.append(f"### {data['result']['title']}\n{data['result']['content']}")
time.sleep(1)
open("corpus.md", "w").write("\n\n".join(corpus))
ここで maxChars: 30000 が重要な働きをしています。1本30,000文字×10本で約300,000文字のコーパス — およそ75,000〜85,000トークンで、Claudeの200kコンテキストに分析用の余裕を残して収まります。しかも30,000文字は話し始めからおよそ25分ぶんをカバーするので、フックと構成の分析には十分すぎる量です。if "result" のチェックも大切です。どんな上位10本にも、字幕が無効化されていて TRANSCRIPT_UNAVAILABLE を返す動画が1〜2本は混ざっているからです — スキップして先へ進みましょう。
競合分析プロンプト
コーパスをこれに貼り付けます。
Below are transcripts of the 10 most-viewed videos about {TOPIC}.
Analyze across all of them:
1. HOOKS — quote the first two sentences of each video.
What patterns repeat?
2. STRUCTURE — outline the section order most videos share.
3. CLAIMS — list specific claims or numbers that appear in
three or more videos. These are table stakes.
4. GAPS — questions a viewer would still have after watching
all 10. Be specific; these are my content opportunities.
Cite the video title for every observation.
{PASTE corpus.md}
私がこの作業をする理由はセクション4にあります。最近、データベース比較のトピックで実行したところ、10本すべてが読み取り速度のベンチマークを扱っていたのに、移行コストに触れた動画は1本もありませんでした — このギャップが、その四半期で最も成績の良い動画になりました。
文字起こしから分からないこと
はっきり書いておくべき限界があります。視聴維持率は、言葉プラスそれ以外のすべてで決まります。紙の上では平坦に読めるフックが、Bロールのカットやサムネイルの「約束」のおかげで機能していることもあり、文字起こしにはその部分が一切見えません。私はコーパス分析を地図として扱い、そのうえで上位3本は実際に視聴して、言葉がどう届けられているかを確認します。また、自動字幕は、まさにパターンを探したい専門用語を崩すことがあるので、主張の出現回数を信頼する前にコーパスファイルを目視チェックしてください。
クォータと習慣化
リサーチ1回はAPI呼び出し10回です。無料プランの月5本では1回分もカバーできないので、このワークフローは現実的には$5.99のベーシックプラン — 月50本、つまりトピック深掘り5回分 — から始まります。複数のニッチで毎週リサーチするなら、$9.99のプロプラン(500本)が合います。リトライと429処理を備えた本番品質の取得コードはPythonガイドにより完全なスクリプトがあります。コーパスを使い捨てではなく恒久的に検索可能にしたいなら、チャンネルRAG構成に流し込みましょう。そしてギャップ分析が切り口を教えてくれたら、動画からブログ記事へのパイプラインで、完成した動画を記事に還元できます。
キーは youtube2text.org/app/keys でGoogleサインインするだけ — カードも電話番号も不要です。次のコンテンツカレンダーが、自ずと説得力を持つようになります。